業務用EMSと家庭用EMSの違い | エステサロンのメリット

近年、在宅需要の高まりにより家庭用EMS機器の人気が上昇しています。

しかし、エステサロンに通うべきか、自宅でEMSトレーニングをすべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、エステサロンに通うメリットと、家庭用EMSと業務用EMSの違いについてご紹介します。

EMSとは?その特徴と仕組み

EMSとは、Electrical Muscle Stimulationの略で、電気刺激により筋肉を自動的に収縮させることで、
筋力アップと基礎代謝量の増加を促すトレーニング機器です。

脳からの電気信号に代わって、EMSが運動神経に刺激を与え、筋肉を動かします。

通常の筋トレでは鍛えたい部位のコントロールが難しいですが、EMSを使えば大腿四頭筋や僧帽筋などの大きな筋肉を効果的に刺激できます。

また、内転筋や大殿筋、上腕三頭筋など、普段あまり使わない部位にもアプローチできるので、ボディラインの引き締めにも役立ちます。
さらに、脂肪燃焼、基礎代謝アップ、デトックス効果、冷えやむくみの改善、運動不足の解消などの効果も期待できるのです。

家庭用EMSと業務用EMSの3つの違い

1. 周波数(パワー)の差

家庭用EMSと業務用EMSの最大の違いは、周波数(ヘルツ・Hz)です。これは、電気刺激が届く深さに影響します。

周波数が高いほど、体の深部まで刺激が到達します。家庭用EMSは主に低周波(20Hz~100Hz)のものが多く、
皮膚の表層近くの筋肉を刺激します。一方、業務用EMSは中周波(1,000Hz~10,000Hz)や高周波(10,000Hz以上)のマシンが使われ、深層までアプローチできます。

2. 鍛えられる部位の選択肢

家庭用EMSは、多くがベルト式でパッドの位置が固定されているため、
ピンポイントで筋肉を刺激するのが難しい傾向にあります。

対して業務用EMSは、分離したパッドを使用するので、鍛えたい部位に的確に貼ることができます。
また、エステサロンのスタッフは、トレーニングや講習を受けているので、
お客様一人ひとりの体型やコンディションに合わせて最適なパッド位置を選択できるのです。

3. 費用対効果の違い

家庭用EMSは、エステサロンに通うよりも安価で、好きな時に使用できるメリットがあります。

しかし、出力が業務用EMSの10分の1程度と弱いため、同等の効果を得るには、
毎日長期間使用する必要があります。

一方、エステサロンで業務用EMSを短期集中で利用すれば、より高いコストパフォーマンスが得られるでしょう。

以上の点を踏まえると、エステサロンで業務用EMSを利用することで、
より効果的かつ効率的にボディメイクが行えると言えます。

ご自身のライフスタイルやニーズに合わせて、賢明な選択をすることをおすすめします。

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